インドネシア語留学~パジャジャラン大学(UNPAD)、学費などは年間25万円!~

Belajar Bahasa Indonesia di UNPAD

インドネシアのクリエイティブな学園都市として名高いバンドゥンにある、著名国立パジャジャラン大学(Universitas Padjadjaran)、通称UNPAD(ウンパッド)における外国人向けインドネシア語コース(BIPA)の紹介です。

Universitas Padjadjaran (UNPAD) terletak di Bandung, kota yang dikenal sebagai kota pelajar dan kota kreatif.  Di sini kita memperkenalkan satu program UNPAD, yaitu BIPA, yang memberikan pelajaran Bahasa Indonesia untuk orang asing.

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パジャジャラン大学(UNPAD)とは?

言わずと知れた、インドネシアの代表的な国立大学の1つです。インドネシアと関係のある活動している日本人であれば、パジャジャラン大学を知らない人はいません。

バンドン工科大学(バンドゥン)、インドネシア教育大学(バンドゥン)、インドネシア大学(ジャカルタ郊外)、ガジャマダ大学(ジョグジャカルタ)、ボゴール農科大学(ボゴール)などと並ぶ著名国立大学です。

特に、語学教育では、インドネシアトップレベルと言われています

例えば、日本語学科には700人ほど(2013年現在)の優秀な学生が学んでおり、卒業生の多くが日系企業や、日本の機関で働きます。例えば、ジャカルタにある国際交流基金(Japan Foundation)や日本大使館などを訪れると、パジャジャラン大学の卒業生が多く働いています。また、教員も非常に著名な方が多く、日本の文部科学省から命を受けて、村上春樹や吉川英治といった日本を代表する作家の小説を翻訳する方もおります。

一昔前は、インドネシア語留学というと、パジャジャラン大学ぐらいしか選択肢がなかったように、歴史ある素晴らしい大学が、このパジャジャラン大学です。

日本語教育に関しても同様で、インドネシアの大学で初めて日本語の高等教育が始まったのは1963年で、このパジャジャラン大学からなのです。

2013年11月25日付の日本経済新聞にて紹介されていました。
パジャジャラン大、最難関の日本語学科 浴衣姿でハイチーズ

授業開始時期:8月か2月

インドネシアの大学では、通常毎年2つのセメスターがあり、8月が大学の入学時期です。このため、8月と2月がセメスターの始まりになることが一般的です。授業の開始自体は、8月でも2月でも問題ありません

パジャジャラン大学の外国人向けインドネシア語コースもこれに則っており、毎年8月と2月の2回、授業を開始することができます

授業期間:最短は約4ヶ月間

授業期間ですが、各セメスター半年の期間で構成されています。

8月初旬~12月初旬(約4ヶ月間)が授業期間、約2ヵ月間の長期休み、2月初旬~5月下旬(約4ヶ月間)が授業期間、そしてまた約2ヵ月間の長期休み、といった一年間になります。

ですので、最短で学ぶ場合でも約4ヶ月間となります。

通常、1~2年間学ぶ人が多いです。

このように、VISAの心配なく、VISA取得の難しいインドネシアで長期間滞在することができるのは非常に戦略的です。ジャカルタあるいはスラバヤなどで現地採用の仕事を探す時間もありますし、学んだインドネシア語を駆使してインドネシアの他の都市、他の島などを巡りながら肌でインドネシアと触れ合う事も可能です。あるいは、バンドゥンにある他の英語学校やスンダ語のコースに通い、さらなる自己研鑽に努めることもできます。

最近の各期(セメスター)の日程の例です。

  • 2012年08月06日~12月07日:授業、12月08日~:長期休み
  • 2013年02月04日~05月29日:授業、05月30日~:長期休み
  • 2013年08月05日~12月06日:授業、12月07日~:長期休み
  • 2014年02月03日~05月23日:授業、05月24日~:長期休み
  • 2014年08月11日~:授業

授業時間:月~金の午前中3時間

授業時間は、毎週5回(月~金)の午前8時30分~午前11時45分(間に15分休憩)といった形です。

ですので割と毎日時間が多くあり、毎日の午後と土日には、インドネシア語の自習や他の様々な活動に携わることも可能です。

特に語学の習得には、受け身での授業だけでは不十分で、必ず自習、単語の暗記などの時間を取ることが必要ですので、全く余裕がない環境では、語学習得は困難と言えます。

授業料(2014年版):年間約25万円

1セメスターあたり10,000,000ルピア(約10万円)です。

これに加えて、VISA関連の手数料が1年間あたり4,000,000ルピア(約4万円)と、事務手数料250,000ルピア(2,500円)が必要です。

これに加えてVISAの費用が1年間で1万2千円になります。

1年間(2セメスター)学習する場合は、約25万円という計算になります。

教員、授業内容、クラス分け、課外実習

パジャジャラン大学の外国人向けインドネシア語コースでは、パジャジャラン大学文化学部インドネシア文学科の著名な教員が指導に当たります。

週5回授業がありますが、毎日授業内容が異なり、教員も異なります。例えば、月曜日は文法(A先生)、火曜日は会話(B先生)、水曜日はリスニング(C先生)、木曜日は語彙の活用(D先生)、金曜日は読解(E先生)、といった形です。

クラスのレベルは初級~上級まで全部で4つあります。クラスによって科目は異なりますが、上級のクラスへ行くと、文法、語彙の活用、会話、リスニング、読解といった基礎科目だけではなく、長文作文、ディスカッション、話し言葉、都会の言葉・スラングといったように、様々な切り口からインドネシア語を学ぶことができます。もちろん、インドネシア語の教材の中では、インドネシアの歴史や文化、料理、あるいは社会問題といったものを主として扱いますので、よりインドネシアのことを深く知ることも可能です。

基本的には、授業は全てインドネシア語で実施されます。最初は、先生の指示や文法の説明などは単語が分からずに苦戦することが多いですが、2週間もたてば、慣れてしまうのが不思議です。

クラス分けに関しては、セメスターごとにクラス分け(プレースメント)テストがあります。概ね、1セメスターが終わると、自然と次のレベルのクラスに上がることが普通ですが、成績次第では飛び級などをすることも可能です。

この他、各セメスターごとに、日帰りの課外実習と、1~2泊程度の課外実習があります。日帰り実習ではバンドゥン周辺の観光地や博物館へ行ったりし、泊まりの実習では近郊のビーチなどへも行ったりします。

インドネシア語の授業の雰囲気ってどんな感じ?

許可を頂き、ある日の授業内の様子を撮影させていただきました。

 

初級クラス

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様々な国から学生が集まっています!
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課題のチェック中。
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大人気のナニ先生!
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日本人の若者も頑張っています!

初中級クラス

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一見厳しいけどとても優しくお茶目なアグス先生。
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インドネシアが大好きなシニアのご夫婦も勉強中!素敵です!
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お茶目なアグス先生が好きな落書き。ハートの中にセンターの名前が!

中級クラス

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センター長のワワイ先生!
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このクラスまで来ると、内容がかなり難しくなります。
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先生との距離が近く、フレンドリーなのも良い所ですね。
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多様な国の人がいて、多様な発言があるので学びも多いです!

上級クラス

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とても上品なエニ先生!
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このレベルまで来ると、インドネシア語は本当に上級レベル!学生も少ない!
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インドネシアの会話やSMSで使われる表現を勉強!

おまけ(休み時間)

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仲良くなった友人たちとスポーツも!
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大学のスタッフも参加しています(笑)

以上、いかがでしたでしょうか?

もちろん、インドネシア語を実用的なレベルまで持っていくことも重要ですし、そういったチャンスももちろんありますが、それ以上に、様々な国籍の人々と、インドネシア語を通じて触れ合えるというのが、何よりも面白いことだと思います。

インドネシア語、インドネシア語、というだけでなく、パジャジャラン大学での留学を通じて、世界中の多様な人々と仲良くなるのも良いかもしれません!