インドネシアの衛生環境、どうやって自衛する?~屋台での安全な食べ方~

Cara Aman Makan di Kaki Lima

インドネシアは楽しいところですが、楽しめるのは健康あってこそ!というわけで、インドネシアの衛生状態・衛生環境に切り込みます!

昨今の無菌国家とも言える日本で育ってきた日本人の30代以下の若者にとっては、インドネシアの衛生状態・衛生環境は劣悪なようで、インドネシアに来るほとんど全ての日本人が腹痛・下痢の洗礼にあっているようです。

とはいえ、インドネシアでは日本人の2倍以上の人口が健康的に暮らしているので、決してそれが悪いというわけではなく、ただ単に、現地の人たちが当たり前のようにしている自衛策を、日本人がしないが故に腹痛や下痢の症状を抱えているということも多いようです。

そこで、インドネシアの衛生状態・衛生環境のリアリティを少々ご紹介させていただくと共に、自衛方法についても紹介させていただきます。

Indonesia adalah tempat yang menarik tetapi ada sedikit kekhawatiran mengenai kehigienisan. Karenanya artikel ini difokuskan pada kehigienisan di Indonesia.

Bagi anak muda Jepang yang masih berumur 30 tahun ke bawah dan dibesarkan di Jepang, kehigienisan di Indonesia adalah sesuatu yang dapat dibilang buruk. Banyak orang Jepang yang mendapatkan gejala diare atau sakit perut ketika datang ke Indonesia. Akan tetapi di Indonesia, yang memiliki populasi dua kali populasi di Jepang, warganya dapat hidup dengan sehat, jadi kondisi kebersihannya pun tidak dapat kita katakan buruk. Hanya saja, orang Jepang tidak menjaga dirinya agar kebal terhadap penyakit-penyakit tersebut seperti apa yang orang lokal lakukan. Oleh karena itu, di artikel ini dibahas bagaimana kehigienisan di Indonesia dan bagaimana cara menjaga diri agar terhindar dari penyakit yang dapat ditimbulkan.

無菌国家、日本

インドネシアのことを紹介する前に、日本では当たり前になっていることを改めてシェアさせていただきます。

  • 水道水は一般的に飲める
  • 家庭にはアリ・ハエ・ゴキブリ・ヤモリなどは滅多に出て来ない
  • ましてやレストランにアリ・ハエ・ゴキブリが出たら苦情もの
  • レストランの天井からヤモリの糞が落ちてくることなど想定外
  • もし食中毒などが出ようものならニュースになる

です。

一言で言ってしまうと、こんなことは日本から一歩出たら有り得ません。インドネシアに限らずです。

ですので、多くの日本人が、如何に不自然な環境下で生きているのかをまずご理解していただいた方が良いのではないかと思います。

これだけでなく、最近では、公園の砂場などもより衛生面で問題が少なくなるように施策が行われたり、そもそも屋外で泥んこになって遊ぶような子どもも減ってきていると言います。何でも「汚い、汚い」と言って、菌やウィルスから隔離された環境で生きることが普通になってきているのです。菌やウィルスのない環境で生きている分には良いのですが、いったんその環境が確保されなくなってしまうと、途端にそれが大きな弱点となるのが現代の日本人かもしれません。

屋台に見るインドネシアの衛生状態・衛生環境

インドネシアに限らず、アジアの屋台料理は本当に魅力的です。値段も安い上に、本当に美味しいです。ちょっと高級なレストラン、外国人向けのレストランよりももっと美味しいものを楽しむことができる、有名な屋台も数多く点在しています。ローカルの通な人々は、年齢や収入に限らず、こういった屋台で食事することが多いです。

そんな屋台ですが、無菌国家とも言える日本からすると、衛生状態は考えられないぐらいに悪く感じます。

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国立パジャジャラン大学のすぐそばにある屋台

屋台には普通水道はありません。こういった水道のない屋台で、お皿やフォーク・スプーン、あるいはグラスといったものを洗っているかご存知でしょうか?

ちょっと衝撃を受けるかもしれません。

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屋台の裏側

こんな感じです。

  • バケツ・ボールを計3つ用意します
  • まず、透明なガラスの小さなボールで、まず食器を洗剤を付けて洗います
  • それから、左側にある黒いバケツでそれを軽くすすぎます
  • そして、その右隣にある違う黒いバケツでそれをもう一度すすぎます
  • 最後に、テーブルの上で食器を干します

このように、最初から最後まで流水を使わずに食器を洗います。その上、洗った食器の管理も衛生的とは、日本人には思えないかもしれません。

もちろん、食器を干している間に、ハエが止まったり、ゴキブリやネコが横ぎったりすることは日常茶飯事です。

また、よく見ていると、洗うためのバケツが2つしかない屋台も結構あります。

他の屋台を見てみましょう。

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これもまた一般的な屋台

この屋台の裏側ではやはり同じように食器が洗われています。

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屋台の裏側

食器が現れていく過程は、全く同じです。

水色のバケツ==>黒いバケツ==>青いバケツ==>テーブルの上で干す

という流れですね。

最初の水色のバケツの色が、カレーのような色なので強烈に感じます

調理用の水

インドネシアでは水道水は飲めません(というか繰り返しますが、日本以外で水道水を飲めるところなどはなかなかありません)。

しかし、そんな水道水も、一度沸騰させれば飲めるということになっています。

ということなので、こういったそのままでは飲めない水道水も、当然料理に使われています

揚げ物のために野菜を洗うとか、そういった間接的なことだけではありません。インドネシア風の麺類など、Soto(インドネシア風スープ)といった、飲むことを楽しむような料理にも当然水道水が使われます。

実際に、インドネシア在住の日本人でも、水道水で料理するのが怖いので、ご飯を炊くときやパスタを茹でるようなときにも、ミネラルウォーターを使うという方も多いようです。しかし、そんなことは全くお構いなく、一般的には水道水で調理をしています。

そして、出来上がった料理を、上記の食器を使って食べます。

どうやって自衛すればよいか?

いろいろな方法はありますが、自衛方法をいくつか紹介させていただきます。

自衛方法01:自炊する

全て管理下にある食材や水、食器を使って自炊をします。これが一番安全です。

自衛方法02:高級なレストランに行く

日本人経営のレストランやモールに入っている高級チェーン店などで食事をします。特に外国人が多いようなところでは、やはり評判が大切ですので、屋台やローカルの食堂に比べると、格段に衛生面が強化されています。

もちろん、衛生状態の維持のために、コストに跳ね返ってくるので値段も上がりますが。

自衛方法03:屋台や食堂で食べるが、細心の注意を払う

現実的には、自炊や高級レストランだけで済ませるのはあまり考えられないので、結局この方法に頼ることになると思います。

細心の注意を払うと一言で言っても、日本では普通しないようなことも、一般的にインドネシアではされるので、紹介します。

〇スプーン、フォーク、お皿など拭けるものはなるべく拭く

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屋台での食事

どんな屋台や食堂に行っても、大体このような形で、フォークやスプーンが置いてあります。そして大体トイレットペーパーなどの紙も合わせて置いてあります。

そう、紙でフォークやスプーン、可能ならお皿なども拭きます

よく見ると、現地の人々もやっている人が多いです。ちょっと小奇麗なホテルやパーティの食べ放題などに行っても、フォークやスプーン、お皿などをせっせと拭いているインドネシア人を見ると面白くなってきます。

〇生の野菜、果物には特に注意する

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屋台メシ

気になる食べ物が1つ。

そう、生の野菜があるのです。しかし、やはり生なので気を付けなければなりません。不安なら取り除いた方が無難です。インドネシア人でも食べない人が結構多いです。もし食べるにしても、

  • 傷んでいないか、虫などが付いていないかよく確認する
  • (サラダのような盛り付けの場合)野菜に水が付いていたらよく払うか拭く

以上、2点は必須です。繰り返しますが、もちろん不安だったら食べないことをオススメします。

〇手を洗う、拭く、除菌する

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ウェットティッシュとハンドサニタイザー

やはり、よく手を洗うことも肝要です。

もし屋台などで手を洗えない場合は、上記のようなウェットティッシュ(左)やハンドサニタイザー(右)を使うことがオススメです。ハンドサニタイザーは、除菌アルコールのようなもので、液体で手に付いたバクテリアを除去してくれます。すぐに揮発するので、ティッシュなども不要です。大変使いやすく、持ち運びにも便利なのでオススメです。いずれも30~100円ぐらいでコンビニやスーパーなどで売っています。

〇なるべくミネラルウォーターを飲む、氷を摂取しない

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ミネラルウォーター

これも大切なポイントですが、屋台や食堂で飲む紅茶やコーヒーなどは本当に美味しいのですが、沸騰させるので一般的にはミネラルウォーターを使っていません。

屋台や食堂には、ほぼ必ずミネラルウォーターがあるので、不安な場合はそれを利用する方が確実です。

例えば上記の写真はカップに入ったミネラルウォーターで、これにストローをさして飲みます。料金は、概ね1,000ルピア(約10円)なので、不安があればこちらを利用する方が良いでしょう。

〇精神的に負・け・な・い!

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屋台の裏側

インドネシアの衛生環境と、日本の衛生環境は大きく違う、と何度も述べて参りましたが、とはいってもインドネシアでは日本の2倍以上の人口が健康的に暮らしています

子どものときから無菌とも言える状態で育った日本人と、子どものときから菌やウィルスと共生してきたインドネシア人は確かに違うかもしれません。

しかし、同じ人間である以上、必要以上に怖がることはないと思います。

「インドネシアの人々が健康的に暮らしてるんだから、私だって大丈夫!」

これぐらいの気持ちでいて、あまり心配しすぎないこと、精神的に負けないことが肝要かもしれません。

・・・もちろん、現地の人々と同じような自衛策を行う必要がありますが。

以上、インドネシアの衛生状態・衛生環境についての簡単なご紹介と、自衛方法をシェアさせていただきました。ご参考になれば幸いです!