インドネシアの病気対策:渡航前の予防接種、現地でのデング熱・エイズ対策

Penyakit dan Pencegahannya

インドネシアは熱帯性気候ということと、衛生環境が日本に比べてまだあまり改善されていないことがあり、日本とはまた違った病気のリスクがあります。しかし、敵を知り、ちゃんとした対策を取れば、怖いことはありません。

このため、まずはどのような病気があるのかを知り、その上でできる限りの対策を、インドネシア渡航前後にするのが得策です。短期の海外旅行、長期の滞在(留学、駐在)などはひとまず置いておき、ぜひインドネシアにいらっしゃる皆さまにお読みいただければと思います。

Mengingat bahwa Indonesia berada di wilayah tropis serta tingkat penjagaan kehigienisannya masih di bawah Jepang, ada resiko beberapa penyakit yang berbeda dengan apa yang biasa ditemui di Jepang muncul. Namun jika kita mengetahui apa musuh kita dan bagaimana cara mencegahnya, tidak ada yang perlu ditakutkan. Oleh karena itu mengetahui penyakit apa saja yang bisa ditemui di Indonesia, serta bagaimana pencegahannya, akan menjadi sesuatu yang sangat berguna bagi Anda yang bepergian ke Indonesia.  Bagi Anda yang ada di Indonesia, baik untuk jangka pendek maupun jangka panjang, silahkan baca artikel ini.

世界にはどんな病気がある?

まず、インドネシアに限らず、東南アジア、南アジア、中東、アフリカ、そして南米といった地域も含め、代表的な病気を挙げていきます(いずれもWikipediaからの情報です)。

黄熱病

分布地域:熱帯アフリカと中南米
感染経路:ネッタイシマカなどの蚊
潜伏期間:3-6日間
症状:突然の発熱、頭痛、背部痛、虚脱、悪心・嘔吐
対策:予防接種(生ワクチン)あり
その他:国際予防接種証明書(イエローカード)がなければ入れない国あり

A型肝炎

分布地域:世界各地
感染経路:経口感染(ウィルスに感染された飲食物、食器、糞便など)
潜伏期間:2-6週間
症状:発熱、倦怠感、黄疸
対策:予防接種あり
その他:

B型肝炎

分布地域:世界各地
感染経路:保菌者の体液、血液
潜伏期間:1~3ヶ月間
症状:黄疸、倦怠感、食欲不振など
対策:予防接種あり
その他:

狂犬病

分布地域:世界各地
感染経路:犬に噛まれるだけでなく、舐められたり、くしゃみなどからも感染
吸血コウモリが空から飛散するケースもあり
ネコ、ウシ、ウマ、ネズミ、サルなども感染経路となる
潜伏期間:2週間~2年間(脳組織に近いほど早い)
致死率:発症後ほぼ100%
症状:前駆期は風邪に似た症状、咬傷部位にかゆみ、熱感など
急性期は不安感、恐水症状、恐風症、興奮性、麻痺、精神錯乱など
対策:予防接種あり(しかし気休め程度)
    咬傷を受けたらまず傷口を石鹸水でよく洗い、消毒液やエタノールで消毒
    そしてすぐにワクチン接種を開始

その他:全世界で毎年5万人以上が死亡

破傷風

分布地域:世界各地
感染経路:土壌中に棲息する嫌気性の破傷風菌が傷口から侵入
致死率:15-60%
症状:全身の筋肉麻痺や強直性痙攣
対策:予防接種あり
その他:

腸チフス

分布地域:世界各地
感染経路:食べ物、水、経口感染
潜伏期間:7-14日間
症状:腹痛、発熱、関節痛、頭痛、鼻血、下痢、血便、肺炎、胆嚢炎など
対策:予防接種あり
その他:

 

コレラ

分布地域:南アジア、アフリカ
感染経路:食べ物、水、経口感染
潜伏期間:2-5日間
症状:多量の下痢と嘔吐、脱水症状、低体温、血行障害、虚脱など
対策:予防接種あり
その他:脱水の管理

 

マラリア

分布地域:熱帯地域
感染経路:ハマダラカなどの蚊(マラリア原虫を媒介)
潜伏期間:5日以上
症状:発熱(高熱の症状が周期的に現れる)、貧血、脾臓の腫れ
対策:蚊に刺されないようにすること、もし症状が出たらすぐに病院へ
その他:薬剤に耐性のあるハマダラカが現れつつある

 

デング熱

分布地域:熱帯地域
感染経路:ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどの蚊
潜伏期間:4-7日間
症状:発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛など
対策:蚊に刺されないようにすること、もし症状が出たらすぐに病院へ
その他:2回目以降はデング出血熱となり致死率3-6%へと急上昇

 

西ナイル熱(ウエストナイル熱)

分布地域:世界各地
感染経路:イエカ、ヤブカなどの蚊
潜伏期間:2-6日間
症状:発熱、頭痛、咽頭痛、背部痛、筋肉痛、関節痛など

対策:蚊に刺されないようにすること、もし症状が出たらすぐに病院へ

その他:2005年、米国で大流行(119人の死者)

 

チクングニア熱(チクングニヤ熱、チクングンヤ熱)

分布地域:熱帯地域
感染経路:ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなどの蚊
潜伏期間:2-14日間
症状:高熱、斑状丘疹、ひどい関節痛、全身疲労など

対策:蚊に刺されないようにすること、もし症状が出たらすぐに病院へ

その他:デング熱と類似、強い痛みが特徴

 

エイズ(AIDS、後天性免疫不全症候群、HIV感染症)

分布地域:世界各地
感染経路:性的感染、血液感染、母子感染
症状:免疫力低下に基づく諸症状

対策:不用意な性行為、注射器・注射針の使い回しなどを避けること

その他:

インドネシア渡航前にするべき対策は?

上記の中で、インドネシアで発生する可能性があると言われている病気とその対策は、
  • A型肝炎(予防接種あり)
  • B型肝炎(予防接種あり)
  • 狂犬病(予防接種あり、しかし気休め程度)
  • 破傷風(予防接種あり)
  • 腸チフス(予防接種あり)
  • デング熱(予防接種なし、蚊よけが必須)
  • チクングニア熱(予防接種なし、蚊よけが必須)
  • エイズ(予防接種なし、不用意な冒険を避ける)
です。

まずは予防接種を受けられるものについては、日本で全て受けておくことがオススメです。

もちろん、ジャカルタなどの大きな病院でも予防接種は受けられますが、できれば渡航前に、医療技術のしっかりしている日本で受けた方が確実です。

日本の病院やトラベルクリニックのような専門の診療所で相談すれば、初診、予約後にすぐ予防接種を受けられます。

ただし、狂犬病は3回やA型肝炎は2回と、間隔をあけて何度か通院しなければならないものもあるのでご注意ください。
また上記の予防接種のあるものを全て受けると8~9万円ほどの費用がかかります。

インドネシア渡航後にするべき対策は?

まず大切なことは、蚊避けです(デング熱、チクングニア熱)。

家の中、オフィスの中、車の中、インドネシアでは、蚊が至る所にいます。
1460965_607156099329973_1528761567_n
バンドゥンの街の片隅
575358_607156065996643_20327766_n
路肩の排水溝

特に乾季になると、排水溝の水が溜まったままになるので、蚊が育ちやすい環境が出来上がります。こういった場所だけに限らず、インドネシアの街の中には、蚊を養殖しているんじゃないかと思うほどに、蚊が育ちやすい環境が整っています。インドネシアの多くの人々は、蚊が病気を媒介している可能性が高いにもかかわらず、蚊の存在をあまり気にしないからです。

こういった状況がほとんどそのまま放置されているのが現状なので、蚊を媒体して感染するデング熱は特に頻繁に流行し、デング熱と診断されているインドネシア人はよくいます。繰り返しますが、これだけ頻繁に発生している割には、蚊の対策を全くと言っていいほどにしていないのがインドネシアです。また最近では、デング熱に加えて、チクングニア熱の発生も耳にします。

いずれにせよ、蚊に刺されない、ために自衛することが何よりも大切です。

とはいっても、自分の家などであれば、市販の殺虫剤や蚊取り線香、ベープ(インドネシアのコンビニやスーパーでも手に入ります)のようなものを使っての対策が可能ですが、外へ行ってしまうと、もうアウトです。

そんなときにオススメなのが、このSoffell(ソフェル)です。
1392533_596589587053291_1687733044_n
香りも良く、肌への刺激も弱く、入手も簡単!Soffell(ソフェル)!

 

蚊避けのクリームですが、さほど肌にも強い刺激もなく、匂いも良く、付け心地は割と良いです。

また、入手も簡単で、大体Rp8,000~10,000(80~100円)程度で、コンビニでもスーパーでもどこでも売っています。

肌の露出をなるべく抑えた上で、足首や腕など、蚊の接近に対して対策が手薄なところに毎日塗っておくだけで、かなりの割合で蚊に刺されを防ぐことができます。

 

そして、薬物、ドラッグ、風俗、不用意な性交渉は避けるべきです(エイズ)

注射器・注射針を使った薬物・ドラッグの使用や、売買春(風俗店、カラオケ店、置屋など)が主要な感染源です。海外だからと言って、羽目を外すことなく、これらを理性を持ってしっかりと避けることが肝要です。
特に風俗店に関しては、インドネシアはムスリムの多い国なので禁忌とされているにも関わらず、国中の様々な土地にあるようです。外国人だけではなく、インドネシア人自身にも行く人がいるようで、非常に広範囲に渡って存在すると考えられます。日本人の多いジャカルタはもちろんのこと、ここバンドゥンという地方都市にもあるそうです。
ただ、こういったことと同時に、HIVウィルスの感染が大流行しているようで、インドネシア:「荒療治」合法薬物でHIV阻止(毎日新聞、2013年08月08日)によると、インドネシアでのHIV感染者数が38万人に達したということです。
Googleで、「インドネシア エイズ」、或いは、「ジャカルタ エイズ」などと検索してみると、羽目を外してしまったが故に、後になって深刻に悩んでいる日本人の記事を山のように見ることができます。ご興味のある方はぜひご覧ください。
また、薬物・ドラッグに関しても、インドネシア人の中でもやっている人を時折見かけます。バンドゥンのような地方都市でさえ、ちょっと手を伸ばせば簡単に手に入るようです。くれぐれも羽目を外しすぎないようにお気を付け下さい。

以上です。

大変長くなってしまいましたが、インドネシアので病気対策は、インドネシア渡航前の予防接種と、現地での蚊避け、そして不用意な冒険を避けること、この3点につきます。