インドネシアの公共交通機関:乗り合いバスAngkot(アンコット、アンコタ)

Transportasi Umum: Angkot

インドネシアが誇る唯一と言っていいほどの公共交通機関であるAngkotです!

バンドゥンもそうですが、ジャカルタの中心部などを除き、インドネシアにおいて、街中の移動はAngkot(アンコット、アンコタ)と呼ばれる乗り合いバスが便利です。ただ、日本にはない概念の乗り物なので、慣れが必要です。

ここでは、インドネシア中を走り回る、ローカルの足であるAngkotに迫ります!

Angkot adalah transportasi umum unik yang ada di Indonesia. Tidak hanya di Bandung, ibu kota Jakarta dan beberapa kota lain di Indonesia pun mempunyai angkot. Tetapi karena transportasi seperti ini bukanlah hal yang umum di Jepang, maka kita perkenalkan angkot agar orang Jepang dapat mengenal angkot, transportasi lokal di Indonesia.

 

Angkot(アンコット、アンコタ)とは?

「Angkot」とは、「Angkutan Kota」の略称です。「Angkutan」は「交通」、「Kota」は「都市」なので、「Angkutan Kota」で「都市交通」の意味です。

Angkotはライトバンのような小型の乗り合いバスです。バスなので、路線によって様々な種類があります。つまり、それぞれのAngkotに、それぞれの路線があり、種類によって行ける場所や通る場所が異なります。

それぞれのAngkotには、ルートが分かるように、前や後ろのガラスに大きな文字で始点と終点の地名、そして途中に通過するアイコン的なスポットの名前が書いてあります。また、ルートによって車種や色、模様などが異なります。

ルートの入り組み方といい、色で分けるデザインといい、まるで東京の地下鉄のようです(とは言っても、問題が山積ですが・・・)。

Angkotの写真を見てみましょう。

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Angkot(アンコット、アンコタ)の乗り方の概要

Angkotの乗り方は慣れてしまえば至って簡単です。ここでは概要だけ説明させていただきます。

  • Angkotの乗り降りは路線内のどこでもできます。つまりほぼどこでも自由に停車し、乗り降りすることができます
  • 乗るときは、道路に立ち、Angkotを見ながら、手を上げれば止まってくれます。Angkotが止まってから、Angkotに乗り込み、席に座ります。
  • 降りるときには、「キリィ!」といえば、そこで止まってくれます。Angkotが完全に停車してから、席を立ち、降ります。
  • そして最後に、降りてから適当な料金を渡します。

単純に言ってしまえばこれだけのことなのですが、何しろ日本にはないシステムの乗り物なので、これが難しいのです。

詳細なAngkot情報はコチラ!

==>Angkot(アンコット、アンコタ)の乗り方(通常編)

==>バンドゥンのAngkot(アンコット、アンコタ)

Angkot(アンコット、アンコタ)はインドネシアを救う!

私たち、バンドゥン・ポータルでは、Angkotの更なる利便性向上に取り組んでおります。

現在、インドネシアでは交通渋滞が大きな問題となっており、バンドゥンでも深刻な事態となりつつあります。その主たる理由が公共交通機関の未整備です。

公共交通機関といっても、ジャカルタやスラバヤのような大都市は除き、バンドゥンのような普通の都市ではあまり規模が大きくないため、地下鉄やMRTの開発には違和感を覚えます。そのため、現行でインドネシア中の至る所を走り回っているAngkotをより安全で使いやすくすることが、最も妥当かつ適切な案ではないかと考えています。

ただし、現時点でこのAngkotには多くの問題があります。

  • 乗客の都合でどこでも自由に乗り降りできる上に、ドライバーの勝手な都合で、道路に長時間止まり、乗客を待つこともあるため、交通渋滞を招いてしまう
  • ルートなどが明示されておらず、不慣れな人には全然わからない
  • 乗車料金が明示されていないため、特に外国人などは不当に高く料金を請求されることがしばしばある
  • 車内で喫煙する乗客やドライバー、車内にごみを捨てる乗客なども多く、不快である

日本の公共交通機関のシステムと比較してしまうと、とても想像もできないような仕組みとマナーの悪さです。

しかし逆に言えば、こういった問題さえ解決できれば、Angkotが公共交通機関としてしっかり機能し、バンドゥンを始め、インドネシアの多くの街がもっともっと住みやすくなるのではないかと考えています。

昨今では、個人でバイクや車を所有する人がうなぎ上りで増えています。トヨタ、ホンダ、ヤマハ、ダイハツといったインドネシアに進出している日本企業にとっては大変嬉しいことだと思います。しかし、今以上に個人でバイクや車を所有することを啓蒙し続けたら、この先、インドネシアには交通渋滞地獄しか残りません。これは間違いありません。ジャカルタなどの大都市に住んでいる日本人であれば、だれもが理解している事実です。

インドネシアから交通渋滞地獄をなくすためにも、そしてまた、「日本企業が、日本人が、インドネシアを潰した」と思われないためにも、Angkotの改善がインドネシアには必要不可欠なのです。

私たちバンドゥン・ポータルは、バンドゥンを消費させない」ということをミッションの一つに掲げております。そこで、バンドゥンから交通渋滞をなくすためにも、そしてそれが一つの良いモデルとなってインドネシア全体に波及させるためにも、Angkotをより良い乗り物にするべく、様々な活動に挑んでいくつもりです。ご理解、ご協力よろしくお願いします!